今回は前回の続きで1stポジションインターバルの練習とスタッカートの練習、さらにビブラートへ初チャレンジしていただきました。まず最初に1stポジションインターバルの練習をしていただきました。数回ほどやっていただくとすぐに上手く行くので、以前行ったスケールの練習も取り上げさせていただきました。以前見せていただいた時よりも本日のほうが良くなっていたので上達されたことを確認することができました。これらの練習は何度も繰り返すことで更なる向上が望めます。どんなに上手な演奏家でもスケール練習は日課として行っているので習慣的に練習しましょう。例えば演奏する予定の曲がない時などにこういうことをやっておくのもいいことです。続いてビブラートへチャレンジしていただきました。まずは手首を柔らかく、無駄な力を入れず指の第一関節が屈伸運動する練習を行います。指の先よりも腹で弦を押さえたほうがやりやすいので是非お試しください。最初は付点のリズムで、慣れてきたら8分音符のリズムで練習しましょう。番外編として送信した“主人は冷たい土の中に”の曲中で二分音符がでてくるのビブラートの練習に使える楽曲だと思います。前回に引き続きスタッカート&スラーの練習をやっていただきました。弓の元でやっていただければ弓が飛びやすくなります。レッスン後半部分で私がお伝えする前にご自身の感覚でつかみかけていたご様子でとても良かったです。本日のレッスンは新しいコンテンツは特に用意せず、今までの復習もかねた内容とさせていただきました。レッスンのマンネリ化を防止したく常に新鮮な気持ちでレッスンに望んでいただきたいと思っており、レッスン毎に新しいエクセサイズ等をご用意させていただいてますが、沢山のことを一度に覚える事は困難です。ただ今外出が困難なため室内でもできる音楽というものは重宝し、そのためのお時間を確保しやすくなっていると思うので一旦復習するための練習とレッスンに切り替えてもいいと感じます。こちらとしても生徒様がたの充実したライフスタイルに貢献したいと思っており、こちらとしましても今後のレッスンペースの配分を検討していきたいと思います。
