前回からの続きで新しいブルースフレーズを弾いていただきました。ここ1ヶ月のレッスン内でブルースをやっていただいているためか本日は音楽に対する慣れが見えました。あとはどのように表現をして人に聴いてもらうかです。ドラムのリズムをイメージして任意の拍にアクセントをつけたりしてみるとフレーズにパンチが出てきます。こう言ったお話はこれからのレッスン内で色々と触れさせていただきたいと存じます。 音を聴いていて弾き辛そうな印象だったので久しぶりに姿勢に関してのコメントをさせていただきました。左肩は後ろに、右肩は前に出すようにするとちょうど弓と弦の角度が良くなりますし、左右どちらの腕も楽になります。これを実践して頂いたところ納得していただけたご様子だったのでこちらとしても嬉しかったです。クラシックだろうとブルースだろうとこの姿勢は同じです。いつでもこの姿勢で演奏するよう心がけましょう。 前回から開始したwinter fieldsについてお話しします。難易度的には優しい内容なので何回か演奏していくうちに習得していただけると考えております。レガート気味の演奏をしていただきたいのですがそのためには、先に左手で弦を押さえその次に右手で弦を擦る、という順番を意識していただくと余計なノイズを軽減させることができます。ほんのわずかなタイミングの誤差ですが随分音が変化します。あとは参考音源をよく聴いてメロディーを音の情報として覚えましょう。自分が演奏する部分だけでなく全体の音楽として覚えたほうが演奏のしかたが見えやすいです。 次回レッスンではこれまで覚えていただいたブルースリックやスケールを駆使してインプロヴァイズの練習をしようと思います。本気で自由で創作的な音楽を楽しんでもらおうと思っております。どうぞ楽しみにしててください。では本日もレッスンお疲れ様でした。