前回のレッスン終了時に言った通り本日のレッスンでは弓を寝かせて強弱、音量のコントロールを覚えていただくための練習をしていただきました。相変わらず肘の高さや弓を持つ力加減等の姿勢のお話をさせていただきましたが どの曲を演奏する上でも重要なことなのでしっかりと習得していただきたいです。それに付け加えさらに重要なことが本日のレッスンにおいて確認することができました。バイオリンは難しいという一声を耳にし、普段のレッスンではなかった生徒様とレッスンについてのディスカッションをする機会が得られ、この先のレッスンをまた改めて見直すという重要性の提示を受けました。確かにバイオリンという楽器は難しいですが、レッスンのマンネリ化を避けたいという考えもあり、同じ内容のレッスンを頻繁に繰り返すことをしないようにしてきました。講師として楽しいレッスンを心がけておりましたが、講師と生徒様双方が楽しくなくてはなりません。これまでの自分のレッスンで楽しかった内容は何か?と尋ねたところ、ロングトーンの練習がお好きだとのことで、本日急遽レッスン内容を切り替えロングトーンをメトロノームに合わせてやっていただきました。曲の練習時におろそかになっていた全弓が使えてないという問題は解決するとともに生徒様の状況において必要な練習だと実感いたしました。このような練習を中心としこれからのレッスンメニューを決めていきたいと思います。このように生徒様の声を聞くということはより良いレッスンへの大切な糧となるのでこれからも色々と聞かせてください。ではまたのレッスン楽しみにしております。本日もお疲れ様でした。