今回も前回に引き続き
ONE OK ROCKの『Wherever You Are』
をレッスンしました。

前回も首や舌のストレッチをアドバイスさせて頂きましたが、
今日は特に肩も凝られていたので、
肩甲骨をほぐすストレッチもしてからレッスンを始めました。

肩や首が凝っていると喉に負担が掛かって喉を痛める原因になりますので、
固まっている時には解してから歌う事をおすすめしています。

今回は頬っぺたを上げて大きな口を開けて歌う意識は出来ていました。
ただ、母音の正しい口の形と開き方が出来ていなかったので、
喉に負担が掛かりピッチが下がっている部分が目立ってしまいました。

大きく口を開ける時に、初めは下顎を下げながら口を開いてしまう方が多いですが、下顎を下げながら開くと喉に負担が掛かり舌に力が入ってしまい、
舌の付け根が上がるので結果的に声の通り道を塞いでしまうことになります。

正しくは下顎は下げずに上顎に合わせて最低限の動きで
綺麗な母音の形で開きます。
そうすると喉に負担が掛からず、
舌にも力が入らない為口の中の空間を広げることが出来るので、
無駄な力を使わずに、綺麗に声を響すことが出来ます。

頬っぺたの位置をあげ、上顎を上げる意識で正しい母音の口の形を意識して歌うのは、筋肉が固まってしまっていると難しく感じてしまうと思いますが、
一度感覚を掴むことが出来たら
全ての曲にも活かすことが出来るので頑張って訓練してみて下さい。