今回は体験レッスンでお伝えした事をおさらいしながら前回よりも細かい内容で進めて行きました。
曲は生徒様の希望で体験レッスンと同じ「ひまわりの約束」をレッスンしました。
今回も歌い方を聴き、
大きく3つ改善していくべき点をお伝えしました。
まず1つ目は「正しい腹式呼吸が出来ているか」です。
過去に腹式呼吸の方法を習った経験がおありで、
腹式呼吸だけをやるとしっかり出来ているのですが、
歌になると意識がバラバラになってしまい胸式呼吸になってしまうので、
歌う時には常に心がける事。
2つ目は「歌い方が一本調子になってしまう理由」です。
Aメロ→Bメロ→サビという構成の曲で、
どこを一番強調して強い声で歌うかを考える。
そして、Aメロなど優しく歌う時には、
息の多さで強弱を調整する。
3つ目は「正しい母音の口の形」です。
口角が下がり、正しい母音の口の形が出来ていないことによりピッチが下がってしまっていました。
普段あまり母音を意識出来ていないようだったので、
一部の歌詞を母音だけに書き直してもらい、
母音だけで歌いながら正しい口の形を確認しました。
前回の体験レッスンでは原曲の真似を効率よくする方法をお伝えしましたが、
今回は歌の基礎となる「腹式呼吸・強弱の付け方(息の調整)・口の形」を細かくレッスンしました。
この3つを頭に入れながら再度歌って頂きましたが、
ピッチや抑揚などが良くなったように思います。
今は色々と頭で考えながらやるので、
スムーズに行かない部分もありますが
この基本の3点は全ての曲に共通して言えることなので、
日頃から意識すると他の曲に活かせると思います。