「自分の癖に気が付けるように 」ボーカル教室2019-08-08-no0013-0044

今回も前回に引き続き
ONE OK ROCKの『Wherever You Are』
をレッスンしました。

今までのレッスンの事を踏まえて色々と改善しようという努力が見えて
素晴らしいです。

しかし、勘違いしてしまっているメロディーや
ご自身の癖や間違いに気が付いていないところが多いようだったので、
今回はご自身にレッスン中に原曲を聞いて、
まず気を付けて歌わないといけないポイントを歌詞カードに
記入していって頂きました。

そこで改善していくべき点をひとつずつ、
ご自身で認識出来ているかも確認しながら答え合わせをしていきました。

まずは、原曲は違うのに頭で勘違いしたまま覚えてしまっているメロディがある事。息を多く入れて歌っているウィスパーボイスや、エッジボイスなどの声の使い分けを細かく聴き取れていない事。破裂音などの強調している箇所が口の形を含め発音が甘くなってしまっている事。
などをピックアップして説明していきました。

そうする事で頭ではわかっているけど技術的に出来ない所、
根本的に聴き取れておらず、自分との歌い方の違いに気が付けていなかった箇所が明確に出てきます。

練習方法としては、原曲と自分の声をレコーディングした音源を聴き比べて
原曲を細かい所まで聴き取り、自分の歌い方の癖をまずは自分自身で認識し、
どこが間違えているのかを自分自身でチェックすることです。

自分で癖を理解しているのとしていないのとでは、
どの曲を歌う時にでも今後上達の効率の良さが圧倒的に変わってくるので、
この方法をお勧めしています。

今回もレッスンお疲れ様でした。