細かいところはこれまでたくさん説明してきましたので、まずは曲の雰囲気から先に覚えていくというレッスンに本日から切り替えてみました。私がレッスンでいう内容は姿勢に関することが主ですが、リズムのお話をして行こうと思います。つっかえないように演奏するためには自身のからだで拍子(ビート)を取れるようにする必要があり、そのために体の一部分(例えば足など)を使って拍を取りながら演奏してみてください。クラシックの演奏家はロックミュージシャンのような奇抜なパフォーマンスはしませんが、一旦トレーニングとして割り切りましょう。休符のときも休まず拍子を感じて演奏します。私の場合休符のところで息継ぎをして休符を数えます。音は出しませんがリズムとして存在するものなのでなにもないわけではありません。ここを疎かにしてしまうとテンポが走ったりもたったりする原因となり、アンサンブル時には他の人とズレる原因にもなります。 そして弓の元を使って演奏することを忘れないでください。
休符のあとは弓元に構え直して再び弾き始めれば上手くいきます。
音程を気にしてフィンガリングに支障をきたしてしまっているように見えました。
音程をよくするためには時間も労力も必要です。まずはリズム通りに指が動くようにしましょう。そのあとで音程を考えるという手順でいいと思います。
これからは普段の練習時にメトロノームを使用して練習して練習してください。
本日のレッスン後半で得意な曲1曲をメトロノームに合わせて演奏していただきましたが、
しっかりと合わせることができてました。あとはメトロノームなしで拍を保てるようになれば良いと思います。これからのレッスンについてですが、状況に応じてまた再び過去のエクササイズを取り出すこともあるかもしれません。こちらも最善を尽くすため、これからも試行錯誤させていただきます。
本日のレッスンお疲れ様でした。