本日新たにエクササイズをご用意させていただきました。カイザーというヴァイオリンのエチュードテキストからno.2を取り入れました。
この曲がヘ長調で構成されているため最初にヘ長調の音階練習をしていただきました。
元々音感をお持ちの方なので、音源を使ったりこちらからピアノ音声を鳴らすなどして音程の指導を行ってきましたが、本日はチューナーを使用し、視覚的にご自身の音程を確認していただきました。
音程に限らず音楽は耳で覚えるものですが、チューナーを使う利点の1つとして
どのように音程を外してしまうのかが瞬時に視覚的にわかることです。
低すぎてしまうのか、高すぎてしまうのか、正しい音程をとらえるためにはどういう外し方をしているのかを知ることが1番の近道です。
音程に関しましては、日々の鍛錬を要することなので日常生活の中でお時間の許すとき
この音階練習をしていただきたいと存じます。
カイザーno.2は本日譜読み始めの段階で、強弱、アーティキュレーションに対応した弓の使い方や、ビブラートを表現技法として使うコツなどこれから色々覚えることはありますが、
まずは音符をテンポ通り追いかけられるようになることを目標としましょう。一度に色々な要素をこなすのは難しいので時間を費やしてでも丁寧に覚えたいものです。とてもためになるエチュードなのでしっかりじっくりやっていこうと思います。
本日もレッスンお疲れ様でした。