今回から方向転換してロック、ブルースを弾くためのスケール練習やエクササイズをやっていただいております。 まずはクラシック音楽には出てこないペンタトニックスケール(ヨナ抜き音階)を練習していただきました。通常の長調、短調の音階から4度、7度の音を省略した音階のため比較的覚えやすく演奏しやすいものと考えております。この音階に対してスライドを入れたりすることで音楽の雰囲気を簡単に作り出せます。実際にやっていただいた際の感想ですが
ポジションは大体理解していただけていると見て譜面にフィンガリングを記載しませんでしたが私の説明一言で理解していただいた印象です。もちろんわからなかったり、
忘れたりしてしまった場合何度でも質問してください。質問数にリミットはありません。
あとは練習を重ねて体で覚えてしまえば音階の音を使って自分のメロディーを作って演奏するインプロバイズもできるようになります。
ブルースの重音フレーズのエクササイズにもチャレンジしていただきました。
5度の音程(一本の指で弦二本を同時に押さえる)を押さえることが1つの課題としてありますが、まずは重音の下の音だけを練習してみてください。
その後に重音の上の音を追加するだけでフレーズが完成されます。
これからのレッスンではしばらくロック、ブルースに関しての内容を取り上げて行こうと思います。ポピュラー音楽のルーツとなる音楽なのでこれらの音楽を覚えると
自分で作曲したりバンド仲間とセッションしたりという幅広い音楽スタイルを楽しむことができるようになり充実した音楽ライフを過ごすことができるようになります。
そんな幸せそうな生徒さんの姿を想像すると私もとても楽しくなってきます。
次回もまた楽しんでいきましょう。どうもお疲れ様でした。