私のレッスンが始まっておよそ1年が経過しました。講師として今後の指導の参考にさせていただきたいと思い、レッスンに関する感想をお尋ねしました。「前よりも上手くなった気がする」というご満足いただけたご様子でしたので、こちらとしてもいい仕事をさせていただきました。指導者としてまことに誇らしく、そして光栄な気持ちです。 本日のレッスンについてのお話に移りますが、前回のレッスンにつけくわえAメジャーペンタトニックのブルースフレーズを練習していただきました。譜面通りにしっかり演奏しましょうということではなく、ご自身のフレーズを作り出すための参考素材なので、伴奏音源に合わせてインプロバイズしていただき、これを繰り返すことで自分の弾けるフレーズとすることを良しとします。私がインプロバイズするのを見ていただいて、それを見本としてつぎにインプロバイズしていただくというジャムセッション的なレッスンがうまくできたと思います。今までよりも生徒様に演奏していただく回数が増え、楽しんでいただける内容のレッスンになったと存じます。一言テクニカル面でのアドバイスをすると、グリッサンドをフレーズの中に取り入れてみてください。ギターのチョーキングのようなニュアンスが出てブルース臭さが表現できます。音数の少ないフレーズでもカッコよく決まります。
お互いにレッスンそのものを楽しくできているので来年もこの続きからスタートします。この楽しさを維持するため私も精一杯努めてまいります。 ことしも1年お疲れ様でした。来年もまた楽しみましょう。