前回の練習の延長線に生徒様からのご希望のビブラートの練習を本日のレッスンに取り入れさせて頂きました。去年やっていただいたビブラートの練習とロングトーンの練習を織り交ぜた内容の練習をレッスン冒頭でやっていただきましたところ、以前よりも上達している印象を受けました。ビブラートは指の第一関節を屈伸させるテクニックですが、本日拝見したところ以前よりスムーズになっている印象でした。楽器の演奏そのものに余裕が出てきたため弦を押さえる際の力が抜け柔軟な指の関節の動きが可能になったのだと思われます。去年はビブラート単体のエクササイズをやっていただいておりましたが本日は実際に曲の中でどのようにビブラートを用いるかを学んでいただきました。まずはビブラートの回数をあらかじめ決めてしまって曲を演奏します。四分音符なら1回、二分音符なら2回。ただ速くかけてもビブラートにはなりません。音程が変化する様が聴いて取れてこそビブラートになります。回数を制限したことによりしっかり音程の変化が確認されましたのでこの調子でいきましょう!。次回のレッスンではビブラートの回数を増やし、かけ始めるタイミングについてもレッスンしたいと思います。本日もレッスンお疲れ様でした。