カナダではまだ昨日まで雪が降っているとのことを聞きましたが、風邪などひかないようお互い注意したいものですね。本日私が考えていたレッスン内容としては音程を正しく綺麗に響かせるために一つ一つの音を正確に捉えるための練習をト長調の音階を使ってやっていただきました。「主よ人の望みの喜びよ」はト長調のおんかいで作られた曲だからです。スラーは一切使わず1音1音ロングトーンにして指を置く位置のインターバルをしっかり確認しながら練習していただきました。ゆっくり演奏していただくことにより考えながら演奏する余裕が持て、いつも以上に正確な音程を捉えることができた印象でした。以前カノンをやっていただいたときに冒頭の二部音符がしっかりと音程が取れていたことを思い出し、やればやるほど上達する方だということを改めて思いました。曲の途中からは臨時記号が出てきてポジションの取り方がややこしくなりますが、必要に応じてエクササイズを作ったり、本日のように全てロングトーンにして1音1音演奏していただきながら覚えていただこうと思います。進む速さが早ければ優秀というわけではありませんので、時間がかかってもコツコツとしっかりと積み重ねて演奏技術の土台を固めていきましょう。本日もレッスンお疲れ様でした。