日々のレッスンお疲れ様です。別のお部屋へ移られたご様子で、こちらも気分を入れ替えてレッスンを行うことができました。右手のコントロールがとても安定してきたので本日からは左手(音程を取るための)のコツをしっかり身につけていただくことを目標として前回から練習していただいているバッハの「主よ、人の望みの喜びを、」の続きにチャレンジしていただいております。バッハのようなバロック時代の音楽は音程が良ければ良いほど美しい響きになりますので音程に影響が出る左手のことを中心にレッスンを行いました。弦を押さえる位置が1ミリでもずれると音程もかなりズレてしまいます。それゆえに正しい音程を取ることは至難の業のように感じますが何も臆することはありません。対処法としてはまずネックを持つ左手全体の位置を移動することで改善されます。音程が全体的に低くなる時はバイオリンの肩の方に左手の位置をずらしましょう。それにより曲中のF#、G、の音程が綺麗になったことが確認できました。そしたら次に指と指の間をどれだけ広げるか、どれだけ閉じるかを注意して弦を押さえるようにしましょう。例えば1の指でEを押さえたら2の指は1の指から多めに幅をとってF#を押さえます。A,からG#に音が移るときはAを押さえている4の指を少しずらしながら3の指をG#の位置に置きます。臨時記号も沢山でてきますのでこれからのレッスンにてしっかり見ていこうと思います。本日もレッスンお疲れ様でした。