前回に引き続き、レッスン冒頭でブルースインプロバイズをウォーミングアップとして演奏していただきました。前回のレッスンでお話しした内容をよくご理解していただけたと思わせる演奏ぶりを見せていただけたことに感激しました。あとは演奏している時の雰囲気(お客さんの前で演奏しているような)を思い浮かべてください。他のバンドメンバーも一緒に演奏しているので、わざと数小節弾かないでその間にお客さんの顔色を伺って音を出すというライブでの演奏をイメージするととても楽しい演奏ができます。そして本日winter fieldsの仕上げに入りまして、こちらも前回のレッスン内容をご理解していただけていたと思われる演奏を聴くことができました。右手の動きが一定の速度を保ち、ムラなく弓を使えるようになっていました。ワンポイントアドバイスとしては数個の音が1つのスラーでつながっていたらそのスラー1回分で全弓を使い切ります。2拍分の長さの音符でもそうしてください。総合的な本日のレッスンの印象として右手のボーイング技術が進歩した印象でした。それにちなんで以前レッスンでやっていただいた曲を復習として何曲かやっていただきましたところ、弓を全部使い切り、尚且つ一定の速度を保ったボーイングを見ることができました。winter fieldsの練習においてバイオリンの基礎技術の習得が身についたものと思われます。この技術にさらに磨きをかければ美しいレガートを演奏することが可能となり、いわゆる美しいバイオリンの音色を得られること間違えありません。そうなれば誰が聴いても上手な人だと思ってもらえるようになります。この調子で次回はバッハの(主よ人の望みよ喜びを)をレッスン曲として取り上げていこうと思います。そしてウォーミングアップにはwinter fieldsを演奏していただき、ご自身の持ち歌としていつ頼まれても演奏できるようにしてしまいましょう。今回身につけたことを存分にふるってください。レッスンお疲れ様でした。