本日は生徒様のレッスン曲順のご希望を伺ってからレッスンを開始してみました。最初にブルースインプロバイズの練習から始まり、様子を拝見したところ見違えて良く見えたので驚いてしまいました。尋ねてみたところ練習を頑張っていただいたとのことでした。色々とお忙しいでしょうがその中での練習しやすい内容のレッスンコンテンツを御用意できたことが指導者として誇らしい気分です。 強めのアタックで発音する音楽ゆえに弓のスピードを速く動かしますが、それにも関わらず弓がまっすぐ動いているので驚きました。姿勢等についてしつこく言ってまいりましたが、そろそろ発言を控えようかなぁとすら思いました。インプロバイズの内容についてですが、音でひたすら埋め尽くすだけでなく、一音を伸ばしながら次に弾くフレーズを考えたり、休符を入れたりすると余裕のあるクールな演奏になります。重音(ダブル)を時折り使ったり、トリルをしばらく使ってブルースハープのように演奏したりと色々な表現方法がありますのでこれからのレッスンを通して身につけていきましょう。
続いて前回に引き続きwinter Fieldsの練習をしていただきました。ブルースインプロバイズで体があったまっていたせいか、音量が大きく張りがあったので良いと思いました。あとは指板の側で弾ければこの曲にあった音色になります。どうしても弓先ばかりに偏ってしまいがちですが、手首を使ってあげると滑らかに弾くニュアンスがわかっていただけると存じます。実はこの曲でもインプロバイズが可能で、そのためのエクササイズと全弓を使うためのロングトーンのエクササイズを新たに思いつきました。次週ご用意させていただきますので楽しみに待っていてください。どうもお疲れ様でした。